| 爪の三日月で体調をチェック
爪の根元には、三日月状の白い部分があります。苦からこの三日月の状態で健康判断をした人は多いと思います。たしかに何かの病気ということではなく、一般的な体調の良し悪しを判断するのなら、この爪の三日月も判断材料の一つといえます。
爪の根元は皮膚に潜りこんでいますが、その部分は爪根といって、爪をつくるところです。そして爪根でつくられたばかりの爪が、爪半月といわれる白い三日月です。爪半月の大きさは、爪の成長の速さを表します。栄養状態がよく、爪が順調につくられているときは、爪の成長も速く、半月状の部分も大きくなります。逆に栄養や体調がよくなく、爪の伸びがわるいときは三日月が小さくなったり、消えたりします。
ただし、この三日月は人によって違います。大きい小さいの違い、全部の指にある人、なかにはまったくない人などの個人差があります。ですから、ほかの人と比べて大きい小さい、あるいは数が少ないというのは、あまり意味がなく、あくまでも自分の「ふだん」と比べてどうかが判断材料になります。
平常より小さくなったり、消えていたりしたときは、元にもどるまであまり無理をしないほうがいいでしょう。
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| 健康な爪の色 |
少し白っぽい爪の色 |
紫がかった爪の色 |
さじ状爪 |
太鼓バチ指 |
爪の色や形の変化
健康な人の爪は血色がよく、淡いピンク色をしていますが、何か病気をすると爪も生気がなくなり、色も変わります。
変色の原因はいろいろですが、貧血や末梢の血液循環に障害がある場合は、爪も赤みが少なくなり青白く見えますし、慢性の腎臓病になると白く変色します。また、心臓病や肺の病気が原因で血液中の酸素が欠乏し、還元ヘモグロビンの量が増えると、皮膚や爪が青紫色になります。
爪の形では、爪の中央がスプーンのようにへこむのが、さじ状爪ですが、重症の貧血のとき、そのほか慢性胃腸炎、赤痢、ビタミン欠乏症などでも見られます。 また指先が丸くふくれ、爪が丸みをおびてきて、あたかも太鼓のパチのように見える爪を太鼓パチ指といい、先天性の心臓病や慢性の肺疾患(たとえば慢性気管支炎、気管支拡張症、肺気腫)などの人に見られます。 爪をよく見ると、人によっては、細いタテ線が何本も見られます。これは一種の老化現象で心配ありません。
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