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成人女性の3人にひとりが悩んでいると言われる「冷え性」。
冷え性は、簡単に言えば、手足の指先や腰などのからだの一部が、外気温とは関係なく、いつも冷たく感じられる状態のことです。冷えを感じる部分に触れてみると、実際に他の部分より冷たくなっているため、単なる寒がりとは違います。冷え性は何らかの病気が原因で起こることもありますが、大半は、からだでつくられる熱の量や、その伝わり方が複雑に絡み合って、うまく作用しなくなったときに起こります。
では、からだはどうやって熱をつくり、それを全身に伝えているのでしょうか。私たちのからだは、たとえじっとしていても、体温を維持するために最低限のエネルギーを消費し、熱をつくっています。からだの中で一番多くのエネルギーを消費し、熱をつくっているのは実は「筋肉」。このため、筋肉の量が減ったり、また筋肉でエネルギーを熱に変える効率が低下すれば、熱の量は少なくなります。また、エネルギー源となる糖質や脂肪といった栄養素が不足しても、熱の量は少なくなります。
筋肉や臓器でつくられた熱は、そこを流れる血液によって全身に運ばれます。血液は循環することによって、熱をからだのすみずみに伝えてくれているのです。また、外気温の変化に合わせて、自律神経が血管をコントロールし、手や足の表面を走っている血管を収縮・拡張することで、そこを流れる血液の量を調整し、常に一定の体温を保っています。
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