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陰部がかゆくなる原因としては、外陰炎、膣炎、湿疹、じんましん等の外陰や膣の病気と糖尿病、肝炎等の全身の病気があります。それぞれの病気が原因となっている場合には、まずそれぞれの病気の治療を優先するのが原則ですが、いくら検査しても原因となる病気がみつからない場合もあり、この様な時には、陰部そよう症として診断されます。
東洋医学では、陰部は肝系が走行する部位であり、肝の病態としてとらえています。ですから精神的ストレスや悩み等に起因して現れると考えられています。
陰部に強いかゆみがあり、いらいらして、口が粘る、尿が濃い、臭いのある帯下、陰部のびらん等、湿と熱が結びついた湿熱が陰部に下注して発生します。原因である精神的ストレスや悩み等が停滞すると、熱に変化して行きます。そしてそれが、体の中の内湿と結びついたり、飲食の不摂生で湿が代謝されず、熱と結びついて湿熱が発生します。特に最近の酷暑による水分の摂取過多は、より湿の発生が増長されます。また、生理時や産後の不潔や性交に伴っても湿熱の邪が陰部にかゆみを生じさせることも考えられます。
湿熱の邪を除く治療法を“清熱利湿”といい、肝系に沿って下注した湿熱を除く竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)が適用されます。
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